遺品整理で父親の残した家族写真等を整理

父親はカメラが趣味でした。まだフィルムカメラが全盛の時代で、少し高価な機材も揃え、風景写真等の撮影を楽しんでいました。
もちろん、子供時代に家族旅行で出かけた時に家族写真や、私達子供が独立して以降も、夫婦で出かけた旅行での写真等、大量の写真がアルバムに整理されて残されていました。

父が亡くなっても、実家で母が一人暮らしをしており、そのアルバムは書棚に保管されたままになっていました。しかし、そのアルバムを取り出して振り返って見る機会はありませんでした。
そして母も亡くなり、実家の遺品整理を行う事になり、大量に残されたアルバムをチェックし、兄弟3人で家族写真を何枚かづつ分けて、その他の多くの写真は廃棄しました。

アルバムを見返すのは、楽しい事でもありますが、両親が亡くなって振りけって見れば、懐かしくもあり、何となく寂しさが増す思いもしました。
やはり家族の姿が写った写真には、その時々の想いが色濃く残っているものなのです。カメラがデジタル化して、プリントしてアルバムに整理する事は少なくなりましたが、家族写真だけはアルバムとして残し、適時楽しみながら振り返れるようにしておくべきだと感じました。

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