父の還暦にホテルで撮った思い出の家族写真

この写真を見る度、やるせない気分になります。

私は現在38歳ですが、この家族写真を撮ったのは今から十年前になります。

この頃は家族全員揃っていました。還暦祝いにホテルを予約して、ホテルの人がケーキまで作って用意してくれたのをよく覚えています。

今は家族全員バラバラになってしまいました。

両親は俗にいう熟年離婚をして、弟はヘモグロビンが足りなくなる血の病気で死去しました。

この家族写真を見て私が思う事は、「私にもっと力があれば」というやるせなさです。

両親の離婚の時も私が、

ー本心を上手に表現するコミュニケーションのスキル
ー離婚に関する専門的な知識

を持っていれば上手に執り成す事も可能だったと今にして思います。

弟の事はどうしようもなかったかもしれませんが、それでももっとそばにいる事は出来たはず。

たまに父や母のところを訪問します。

この家族写真だけは二人とも持っています。この写真は口には出さないですがたしかに私達家族の絆だったのです。

関連記事